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[交換レンズ]SIGMA 14mm F1.8DG HSM ART

 ちょうど1年前にSONY α7III を入手し、キットレンズでは物足りなくなって旅行で持っていくのに便利そうな「SEL24105G」を昨年末に入手した。それからすっかりEマウントレンズ地獄にはまってしまい、次は広角の単焦点か、それとも望遠レンズを先に買うべきかといろいろ考えていた。レンズ以外にもほしいものがあって自分を制御するのが大変だけど、今回は広角単焦点レンズを買ってみることにした。メーカーはSIGMA。

 SIGMAからは14mm、20mm、24mm、35mmの F1.8 の広角単焦点レンズが発売されていて、28mmも2019年4月に登場する。このなかから選んだのは超広角の「SIGMA 14mm F1.8DG HSM ART」。少し極端な仕様っぽいがいずれ星空写真も撮ってみようと思って14mmを選んだ。
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 手にとってみると前玉と1kg(1.12.kg)を超える重さに圧倒された。α7III 本体の重さが600g弱(約565g)だから、軽量のミラーレスに取り付けると前後がかなりアンバランスになる。手持ちの場合はレンズ部分を持てばいいけど、三脚に載せる場合にはマウント部にかなり負担がかかる。マウント部の強度がどのくらいあるのかわからないけど、三脚座をつけてほしかった。メーカー的には問題ないと考えているのかもしれないけど、三脚で使用するときはぶれも気になるのでレンズサポートを考えた方がいいのかも。それとキヤノン用だとリアフィルタを入れられるけど、後発のEマウントにも対応してほしかった・・。
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 と細かいところが気になるけど、超広角でF1.8という明るさは魅力的。このレンズを使って撮影した星空写真をアップしている方のレビューをみると写りはなかなかよさそうだ。いろいろ楽しみたい。
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・「SONY SEL24105G を入手」(2019.1.15)

# by kei-u23 | 2019-04-17 09:23 | カメラ | Comments(0)

[時代小説]佐伯泰英:「新・酔いどれ小籐次(十三)鼠草紙」

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 佐伯泰英さんの「新・酔いどれ小籐次(十三)鼠草紙」(文春文庫)を読了。「佐伯通信 第46号」入り。

 著者は長く続いてきた人気シリーズを順に完結していっているが、この「新・酔いどれ小籐次」シリーズに関してはいまのところ佐伯通信などで仄めかしてはいない。とはいえ、著者は完結に向けていろいろ構想を練っているのだと思う。

 赤目小籐次と妻おりょうと駿太郎の親子3人は江戸を出て丹波篠山藩を訪れた。今巻の舞台である丹波篠山藩は、駿太郎の実父須藤平八郎、実母お英が暮らしていた場所であり、駿太郎にとっても生まれ故郷である。また篠山藩は老中青山忠裕の領地である。青山忠裕はこれまで幾度か小籐次の活躍により事件の解決で助けられている。また小籐次も老中青山忠裕に相談するなど、両者は深くつながっている。

 小籐次一家の旅の目的は駿太郎に実父と実母が生きた場所を訪れ、駿太郎に亡き両親の足跡をたどらせることである。実父の血筋を継承しつつ養父から剣術や研ぎの修行を受けた駿太郎は13歳になった。小籐次が幼い駿太郎を背負いながら舟を操ったり研ぎをしていた時がなんだか懐かしいが、駿太郎が小籐次を実の父とは違うことを知ったときどうなるのか?というのが前シリーズの「酔いどれ小籐次」のクライマックスかなと思っていた。しかし新シリーズでは駿太郎の心が多少乱れた程度で、駿太郎は事実を受け入れた。もちろんこれには小籐次とおりょうの我が子と変わらない愛情があったためである。以後、このシリーズは親子の絆を描いた物語へと変化していった感じがする。

 ところでタイトルになっている「鼠草紙」だが、これは浦島太郎や一寸法師と同じお伽草子のことである。これについては今巻でおりょうが解説してくれている。

 さてこのシリーズの完結もそんなに先のことではないだろう。どんな結末を著者は用意してくれているのか。


# by kei-u23 | 2019-04-13 17:23 | | Comments(0)

[鉄道]老川慶喜:「日本鉄道史 昭和戦後・平成篇 - 国鉄の誕生からJR7社体制へ」

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 老川慶喜さんの「日本鉄道史 昭和戦後・平成篇 - 国鉄の誕生からJR7社体制へ」(中公新書)を読了。

 「幕末・明治篇」と「大正・昭和戦前篇」に続く日本鉄道通史全3巻の最終巻。本書では終戦直後占領下での国有鉄道や私鉄の状況、日本国有鉄道の成立から高度経済成長時代での国鉄の役割、経営が行き詰まった末期、そして分割民営化によるJRのスタートから現在までを振り返っている。

 戦後の日本の鉄道界で最大の話題は「国鉄解体とJRの誕生」だろう。なぜ国鉄は分割民営化しなければならなかったのか。その理由は巨額の累積赤字になるが、なぜそのような状況に陥ったのか。本書を読むと問題が表面化する以前に“親方日の丸”の国鉄の体質に警笛を鳴らし、民営化などの改革を進めようとした動きがあったことがわかる。高度経済成長時代を迎え物資の動きは活発になり、国鉄は十分儲けることができたのでは?と思えるが、柔軟な対応ができない硬直した体質も問題があった。

 国鉄という巨大な組織を、北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州、貨物の7社に分割して民営化したことで体質は変わったように思える。たとえばJR東日本は国鉄時代よりサービス向上に積極的になったと思うし、本業以外の事業も展開することで儲けを出せる会社になった。一方でJR北海道の経営は危機的で札幌周辺以外の幹線も単独で維持できないという国鉄末期と同じような状況になっている。あれほどたくさんあった赤字ローカル線を整理してもだ。鉄道の公共性と、会社として(株主に対して)赤字を出せないとうことを両立することはむずかしいことがわかる。

 また分割したことでJR各社の間には壁ができてしまったのも事実だろう。長距離列車の廃止もそうしたことが影響しているに違いない。東京駅での東海道新幹線と東北・上越新幹線の相互乗り入れなどは、逆に国鉄時代であればとっくに実現していたかもしれない。

 最後の章で著者はJR東海が建設を進めている「リニア新幹線」について懐疑的な立場をとっている。リニア新幹線はJR東海主体のプロジェクトだが、早期開通を目指して国費も投じられている。著者は人口が減少する時代により高速の鉄道を建設する必要があるのかという疑問だ。であれば、巨額の資金を整備新幹線の建設にまわして、半世紀近く前に提唱した都市間を結ぶ新幹線ネットワークを構築して完成させた方がベターではないか。

 日本の鉄道は1872年10月14日に開業した。その時から現在まで重ねてきた約1世紀半の歴史を3冊で追ってきた。時代とともに鉄道に対する環境は変わってきているが、日本の鉄路はこれからどのように変わっていくのだろうか。


# by kei-u23 | 2019-04-05 09:23 | | Comments(0)

[鉄道模型]24系 寝台特急 日本海 をメイクアップする(1)オハネフ25-117


 富塚商会の「メイクアップツール」を使った「E26系 カシオペア」のシール貼り・室内灯取り付け作業は昨年末になんとか終了。そのあとカシオペア色のEF510機関車とE26系客車12両をつなげて運転してみたが、懸念された室内灯のちらつきもなく胸をなでおろした。

 シール貼り作業はかなり面倒くさいけど、別の車両をメイクアップしてみたくなった。そこで所有している車両のなかから、大阪〜青森間を走った寝台特急「日本海」に決めた。さっそくKATOの「KATO 24系 寝台特急 日本海 基本 6両セット[10-881]」と「同 増結 5両セット[10-882]」に対応するメイクアップシールを富塚紹介から入手。

 袋からシールシートを取り出して確認してみたが、カシオペアと比べると、寝具、カーテン、ブラインドなどのシールもあって数が多いのに驚く。作業を終えるのにかなりの時間がかかりそうだ。

 覚悟を決めてまずは1号車の「オハネフ25-117」から。シールを貼る前にジャンパ栓の取り付けとナックルカプラーに交換。この作業、板バネが外れたりして難作業になることがしばしばあるが、今回はすんなりできた。
 さて、ボディを外してシール貼り開始。説明書にあるように「ベッド間床」→「車掌室床」→「デッキ床」→「背ずり壁面」→「下段ベッド」→「上段ベッド」→「通路」の順に貼っていく。車掌室床とデッキ床は、切り出すのに少し複雑な多角形だけど、ベッド間床、背ずり壁面、下段ベッドは長方形、上段ベッドは一部“凹形”があるものの、それほど難しくない。
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 次は寝具。これはシートから十字型のパーツを切り出し接着剤を付けて折りたたむ。そしてベッドの上に接着していく。細かいけれども作業はそんなに難しくない。
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 難関だったのが「カーテン」だ。ここでかなり時間をくってしまった。カットしたシールを折って接着面同士を貼り付け、さらにベッドを囲むように折り、さらにカットしてベッドに貼り付けていくのだが、なかなかうまくいかない。何度も試行錯誤をしてきれいに貼る方法を模索したけれどもダメだ。それでも続けていくうちに、少しずつ“許せる”範囲内で貼れるようになってきたが・・。
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 シールには窓に貼るブラインドも用意されているけどここはパス。あとは最後尾の部分のシールを貼った。
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 カシオペアと同様に最後は室内灯「LED室内灯クリア[11-212]」を取り付ける。点灯確認してからボディをはめてまずは1両完成。「カシオペア」も全12両貼り終えるのに1年以上かかったけど「日本海」も完成までかなりの時間を要するに違いない。地道にやっていくしかない。
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# by kei-u23 | 2019-04-01 09:23 | 模型 | Comments(0)

[鉄道]鉄道ファン 2019年5月号

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 「鉄道ファン 2019年 5 月号」(交友社)に目を通す。

 表紙は先月号速報で紹介された西武鉄道の特急用新型車両001系「Laview(ラビュー)」だ。“いままで見たことのない新しい車両”とうたった極めて個性的なスタイルで注目されていて、おそらく鉄道ファンでもない人でも駅のホームでこの車両を見かけたら目を見張るかもしれない。それほどインパクトのある新車両だ。今号では西武鉄道 車両部 車両課による紹介記事のほか、2月に開催された報道関係向け試乗会でのレポート記事が掲載されている。それを読むと先頭車のデザインだけでなく広々とした窓も魅力的だ。最近の車両は車窓からの景色を楽しめるように、窓を大きくとることが多いが、Laviewは1つ上のレベルにいっているように思えた。実際に乗車して体験してみたいところである。

 特集記事は「東京の地下鉄 全ガイド」。いよいよ来年と迫った東京オリンピック・パラリンピックを前に、東京の地下鉄は急ピッチで整備されている。自分が利用している千代田線の駅もホームドアが設置された。記事では東京メトロ9路線、東京都交通局4路線の合わせて全13路線の路線の特徴や車両について紹介している。なお地下鉄ネタとしては大阪の長堀鶴見緑地線、今里筋線、南港ポートタウン線を紹介した「新生 OSaka Metro ガイド」という記事もある。

 その他の記事では、この春に開業した「おおさか東線」と「三陸鉄道リアス線」について、沿線の風景と合わせて紹介。後者の三陸鉄道リアス線は復旧した宮古〜釜石間の山田線からの移行区間の沿線風景を今号では掲載しているが、次号では3月23日からの運用の様子などを紹介する予定だそうだ。

 プレイバック・展望館は「開業90周年を迎える東急大井町線」。記事では1970年代から現在までの大井町線沿線を写真で振り返っている。二子玉川から溝の口への延伸改修工事が行われて、現在は大井町から溝の口、長津田までの電車が走るなど、大井町線は大きく変わったが、駅名が二子玉川園のとき、同駅の1番と4番ホームで交互に大井町行の電車が発着していたのが自分には懐かしい。

・「鉄道ファン 2019年4月号」(2019.3.12)

# by kei-u23 | 2019-03-31 12:23 | 雑誌 | Comments(0)