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[雑誌]鉄道ファン 2017年4月号

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 すっかり遅くなったけど入手して置きっぱなしだった「鉄道ファン 2017年 4 月号」(交友社)に目を通す。実はまだ半分くらいしか読んでいない。

 表紙は東武鉄道の新形特急車両500系。シャンパン色と緑のスタイリッシュな新車だ。4月21日より営業運転に入るそうだ。残念ながら東武鉄道は東上線以外はあまり縁がないが、1編成3両固定で併結、分割が可能な仕様らしい。どういう運転形態になるのか、気になるところである。内装については新車情報で紹介されている。

 特集は「JRブルートレイン物語」である。青色20号に塗られた14系、20系客車を使用した定期寝台特急を紹介している。JR30周年記念特集とあるが、残念ながらブルートレインは全滅してしまった。往年の勇姿が懐かしい。ちなみにカシオペアやサンライズ出雲/瀬戸はブルートレインではないので別記事での紹介になる。もう寝台特急列車には乗れないのか? なんだか寂しい気持ちになるが、一般の人でも乗りやすい寝台列車を検討しているというJR西日本に期待したい。

 北海道の小樽市の「冬の手宮線散歩」は約1年前に訪れたことがあるので懐かしかった。自分が行ったときは記事の取材時より雪が多く手宮線の廃線跡の多くは雪に埋もれてた。時間がなくて資料館や博物館まで行けなかったけど、市内を貫く廃線跡は残しておいてほしい。

 6回にわたって掲載された宮田寛之名誉編集長の「鉄道ファンの40年」は最終回。国鉄が分割民営化されて雑誌を取り巻く環境も変わった。そして編集作業がDTP化され雑誌制作の現場も大きく変化した。そしてインターネットの普及により雑誌のあり方も変わりつつある。ネット時代に雑誌というメディアが共存できるのか。鉄道ファンだけでなくすべての雑誌に携わる人たちが直面している大きな問題でもある。

・「鉄道ファン 2017年3月号」(2017.2.3)

by kei-u23 | 2017-03-11 09:23 | 雑誌 | Comments(0)