人気ブログランキング | 話題のタグを見る

[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ

 釧路から「ルパン三世ラッピングトレイン」で根室に向かう。根室本線は滝川から帯広、釧路を経て根室までの長大路線だが、東鹿越〜新得間は2016年の台風災害により運転見合わせが今も続いていて、滝川〜富良野間はJR北海道は“維持困難線区”としている。新得〜釧路間は石勝線経由の札幌からの特急列車が走っていてそれなりの需要があるが、釧路〜根室間も維持困難線区とされており、「花咲線」という名称は根室本線とは別の線区のように思わされる。

 釧路をして、東釧路、武佐と停車する。ここまでは釧路の市街地だがここから先、花咲線は左右にカーブしながら森のなかに入っていく。釧路から約45分走って門静。ここからは線路は海岸を沿って厚岸着。厚岸は着始発の列車もある沿線の主要駅だ。
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01182316.jpg
 厚岸から厚岸湖沿いに進むと糸魚沢までは湿地帯のなかを走る。花咲線の車窓の見どころのひとつで列車もスピードを落として進む。残念ながらこの日は雲に覆われて時折小雨がぱらついたが、好天ならば美しい風景が広がるのだろう。
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01214895.jpg
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01213120.jpg
 糸魚沢からは再び内陸を走る。茶内、浜中、姉別の駅舎はルパン三世のキャラクターの等身大のパネルなどが設置されているそうだ。写真は浜中駅のホームに設置されていたルパン。
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01223414.jpg
 厚床、別当賀と進み、落石の前から再び海岸に出る。このあたりも車窓の見どころで列車はゆっくり走る。このあたりは最果ての地を走る列車を撮影できる絶景ポイントがあるところでもある。
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01230587.jpg
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01230913.jpg
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01232172.jpg
 JR北海道では廃貨車を利用した駅舎をよく見かける。写真は西和田駅。
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01241370.jpg
 西和田から丘陵地帯に入ると車窓から放牧されている馬も見えた。
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01243945.jpg
 日本最東端の駅の東根室に到着。
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01260554.jpg
 東根室から約3分で終点の根室に到着。花咲線はこれで完乗。釧路からは約2時間半の旅だった。根室は有人駅だがホームは1面のみの小さな駅。かつては札幌から根室まで直通列車も走っていたようだが、現在は釧路〜根室間で1日6往復。人口が極端に少ないエリアで地元の人の利用も少ないのだろう。花咲線の存続のためには観光客を誘致するしかないのだろうか。
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01264574.jpg
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01264031.jpg
[旅行/大人の休日倶楽部パス]花咲線で根室へ_a0251950_01265011.jpg
・「大人の休日倶楽部パス 釧路 ラッピングトレイン」(2019.9.15)

by kei-u23 | 2019-09-17 09:23 | 旅行・お出かけ | Comments(0)